1940年代、大東亜戦争末期から戦後を描いた「この世界の片隅に」が11月12日(土)から公開される。
監督は片渕須直。前作『マイマイ新子と千年の魔法』は第14回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞した。
原作はこうの史代。第13回メディア芸術祭マンガ部門優秀賞ほか各メディアのランキングでも第1位を獲得した。
NHK『花は咲く』アニメ版でタッグを組んだ2人が再び手を組んだ。
この世界の片隅には、イデオロギーとプロパガンダにまみれた「戦争反対」といった内容でもその逆でも、当時の日本の行為を正当化するものでも敵対国の行為を正当化するものでもない。
誰かに伝えるための形容はなく、「痛い」「辛い」「悲しい」「恐ろしい」といった感情表現は省かれ、出来事にまつわる解釈や主張もない。
あるのは生きること。
すずという一人の人間が何を見、どう感じたかは、彼女が作中で描く「絵」のようにデフォルメされた「絵」で伝えられる。
クラウドファンディングで3,374名のサポーターから39,121,920円の制作資金を集めた本作。日本全国からの「この映画が見たい」という声に支えられ完成した。