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jafca(一般社団法人日本流行色協会)は16日、今年で2年目となる「今年の色と来年の色」を発表。

一般社団法人日本流行色協会は1953年設立以来、あらゆる商品分野に向けた先行き市場向けのカラー情報を選定、提案を行っている団体。

今年(2016)の色

色名:アースリング(地球人)ブラウン Earthling Brown
マンセル値:5.8YR4.2/4(モデレートブラウン)

選定の背景
2016年の市場では、ファッションや商業施設のインテリアなどで、ブラウン系の色あいがとても多くみられました。これらブラウンの代表色を「アースリング(地球人)ブラウン」と名付け、2016年の色に選定しました。その選定理由として、以下の3つのキーワードをあげたいと思います。

【寛容さ、境界を超える】
2016年、海外では他を批判する過激な発言の政治家が話題になり、国内でも他者の過ちをSNSで執拗に責め立てるなど、狭量でせちがらい場面が多く見られました。ブラウンは生きとし生けるものすべてをどっしりと受け止める大地のように「寛容さ」を表す色でもあります。ヒステリックな時代に対する危機感が穏やかなブラウンへ目をむけさせたのかもしれません。アースリング(地球人)ブラウンは、国や人種などの境界を超えた新しい考え方の必要性を示しています。



【成熟さ】
今、あらゆる分野で構造変化が起こっており、既成概念にとらわれず自分で考えることが重要になっています。深みのある落ち着いたブラウンは、物事の背景を考え、倫理感をもって判断する成熟した大人の社会を象徴しています。

【生命力】
世界中で日本のスポーツ選手が活躍し、そのひたむきな姿が私たちを勇気づけてくれました。デジタル化社会が拡大する中で、人間が身体で感じることへの関心も高まっています。ブラウンは命を育む色でもあります。

来年(2017)の色

色名:リーディングレッド Leading Red
マンセル値:4R4.25/14(ビビッドレッド)

 

出典 http://www.jafca.org/
出典 http://www.jafca.org/

選定の背景
2016年は、本当に重要なことは何かということに気付いた人たちによる行動が目立ち始めた年でした。今後、このような動きはさらに増えて、新しい時代の扉が開かれて行きそうです。
2017年の色として選定したリーディングレッドは、前年のブラウンに比べて、大胆ですっきりとした色、その名のとおり未来を開く力を秘めた色です。
その選定理由として以下3つのキーワードをあげたいと思います。

【決断、エネルギー】
既成概念にとらわれず本質を見極めようとする人たちが、具体的な活動を始めています。このような動きがやがて大きなエネルギーとなって、私たちが目指す新しい時代が切り開かれるかもしれません。リーディングレッドは、決断を促す色、現状を変えて行こうとする強いエネルギー、リーダーシップを表す色

【人間らしさ】
21世紀に入って、ロボティクス、バイオサイエンス等々、技術革新が急速に進展しています。それらは果たして私たちに本当の幸せをもたらすものなのでしょうか?ロボット技術の進展は、私たちに改めて「ヒューマニティ=人間らしさ」を考えさせる機会になっています。赤は私たちの身体を流れる血の色でもあります。この色は私たちが生命を持った生き物であることを想い出させてくれます。

【日本】
日本文化への関心が高まり、海外からの観光客が増えています。国旗の日の丸をはじめ、漆の赤、神社仏閣に見られる赤など、古来より、赤は日本の文化に根付いた色です。日本のことを「和」と呼ぶように、私たちは「和」を貴ぶ民族でもあります。赤は融和の象徴でもあると言える色です。

masterカラーカラーコーディネイターニュースカラー,色彩jafca(一般社団法人日本流行色協会)は16日、今年で2年目となる「今年の色と来年の色」を発表。 一般社団法人日本流行色協会は1953年設立以来、あらゆる商品分野に向けた先行き市場向けのカラー情報を選定、提案を行っている団体。 今年(2016)の色 色名:アースリング(地球人)ブラウン Earthling Brown マンセル値:5.8YR4.2/4(モデレートブラウン) 選定の背景 2016年の市場では、ファッションや商業施設のインテリアなどで、ブラウン系の色あいがとても多くみられました。これらブラウンの代表色を「アースリング(地球人)ブラウン」と名付け、2016年の色に選定しました。その選定理由として、以下の3つのキーワードをあげたいと思います。 【寛容さ、境界を超える】 2016年、海外では他を批判する過激な発言の政治家が話題になり、国内でも他者の過ちをSNSで執拗に責め立てるなど、狭量でせちがらい場面が多く見られました。ブラウンは生きとし生けるものすべてをどっしりと受け止める大地のように「寛容さ」を表す色でもあります。ヒステリックな時代に対する危機感が穏やかなブラウンへ目をむけさせたのかもしれません。アースリング(地球人)ブラウンは、国や人種などの境界を超えた新しい考え方の必要性を示しています。

 【成熟さ】 今、あらゆる分野で構造変化が起こっており、既成概念にとらわれず自分で考えることが重要になっています。深みのある落ち着いたブラウンは、物事の背景を考え、倫理感をもって判断する成熟した大人の社会を象徴しています。 【生命力】 世界中で日本のスポーツ選手が活躍し、そのひたむきな姿が私たちを勇気づけてくれました。デジタル化社会が拡大する中で、人間が身体で感じることへの関心も高まっています。ブラウンは命を育む色でもあります。 来年(2017)の色 色名:リーディングレッド Leading Red マンセル値:4R4.25/14(ビビッドレッド)   選定の背景 2016年は、本当に重要なことは何かということに気付いた人たちによる行動が目立ち始めた年でした。今後、このような動きはさらに増えて、新しい時代の扉が開かれて行きそうです。 2017年の色として選定したリーディングレッドは、前年のブラウンに比べて、大胆ですっきりとした色、その名のとおり未来を開く力を秘めた色です。 その選定理由として以下3つのキーワードをあげたいと思います。 【決断、エネルギー】 既成概念にとらわれず本質を見極めようとする人たちが、具体的な活動を始めています。このような動きがやがて大きなエネルギーとなって、私たちが目指す新しい時代が切り開かれるかもしれません。リーディングレッドは、決断を促す色、現状を変えて行こうとする強いエネルギー、リーダーシップを表す色 【人間らしさ】 21世紀に入って、ロボティクス、バイオサイエンス等々、技術革新が急速に進展しています。それらは果たして私たちに本当の幸せをもたらすものなのでしょうか?ロボット技術の進展は、私たちに改めて「ヒューマニティ=人間らしさ」を考えさせる機会になっています。赤は私たちの身体を流れる血の色でもあります。この色は私たちが生命を持った生き物であることを想い出させてくれます。 【日本】 日本文化への関心が高まり、海外からの観光客が増えています。国旗の日の丸をはじめ、漆の赤、神社仏閣に見られる赤など、古来より、赤は日本の文化に根付いた色です。日本のことを「和」と呼ぶように、私たちは「和」を貴ぶ民族でもあります。赤は融和の象徴でもあると言える色です。the world is full of color
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